私たちを取りまく地球環境について

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将来の世代への責任

将来の世代へ自然を残しておくために、現在を生きる人が負うをかけない、すなわち資源を有効に活用し豊かな環境の恵みを享受できる質を重視した社会」と述べられています。それを築くための第一歩としては物質やエネルギーの使用・発生を抑制して産業による排出を最小化することから始まります。そのためモノの再使用や再生利用の割合を増やしていき、単なる廃棄物処理、リサイクルのみの対策から抜け出すことも重要です。それはすなわち製品の設計・生産の時点から見直すことが必要となってくるのです。日本では経済的発展と豊かな生活様式を実現するために、原材料を輸入し、工業製品を生産・消費・輸出して、その後に残る廃棄物の処理に困るといった一方向の流れが多いため、このままでは資源が枯渇してしまいます。そのためにも持続可能の循環型社会を築くことが重要となっています。一人ひとり個人の行動を変えて、そこから社会の方向性を変えることで環境にも人にも良い生活を実現することができます。

個人の行動の変化が循環型社会へ

循環型社会を実現するために、まず環境配慮行動がどれだけ出来ているか調査したところ、資源ゴミの分別や冷暖房の温度設定、節水に関しては多くの人が注意をはらっているとのことです。しかし特別な道具が必要なことや、少し面倒なことになってくると環境配慮行動がとれていないことも分かっています。「自分一人がやったところで何も変わらない」という意識から離れて、一般市民の大多数が環境配慮を行動に移すことができるようになれば循環型社会も夢ではありません。他の人と連携し社会全体を変える心を持つことが循環型社会の実現につながります。

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