私たちを取りまく地球環境について

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自然と共生するために知恵とくふうを

「自然と共生」というと昔のような生活を送るのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、ただ“昔っぽい”のではなく、ITなどの科学技術の恩恵を受けながら、21世紀型の自然と溶け合った無理のないライフスタイルをおくればいいのです。自然から学び、自然を享受する伝統的な日本の暮らし方に学びつつ、それを現代流にアレンジした生活をおくることが今時な「自然と共生」ということになります。たとえば最近再び脚光を浴びている自転車もそのひとつです。一昔前は移動手段としての位置付けが強かったですが、現在では「自然と親しむライフスタイルを確立する」ことに重点を置き楽しむことができます。それでいて自動車のように二酸化炭素を発生することも無く、かつ健康増進にも効果的で「エコサイクル・マイレージ」という数値を打ち出し走行距離を表す試みも始まっています。自転車活用は環境への楽しい取り組みであり、更に生活の質を高める道具にもなります。こういったところから環境と慣れ親しむのも有効な手段です。

「地方=自然」の式の崩壊

現在多くの人が自然の少ない都市部に住み、自然とふれあいたくても機会が無くて不可能、という人も少なくないです。そのため身近に整備された自然とふれあう場や、自然環境の保全と育成、自然とふれあう行事や催し物を希望する人が多数います。そういった希望に応えるためにも自然環境を整えたいところですが、今では農山村や漁村でも効率化のため自然が失われている傾向も。知恵とくふうだけでなく自然を守るための活動も必要だと言えます。

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