私たちを取りまく地球環境について

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土壌汚染

土壌汚染はかなり以前からあったようなのですが、土壌汚染の特徴として、発生場所が一部の土地に限られること、地下に埋められてしまった場合外観から発見が難しいこと、土壌汚染の被害が広がる場合地下水系を伝わることが多く、土壌汚染と健康被害の関連性が特定されにくいことがあります。なので、現在でも土壌汚染が発見されるのは、工場がなくなり、別の建物を建てようとした場合に、有害物質の埋蔵物が見つかったり、科学的検査で土壌汚染が特定されたりと、発見が後手後手に回ることが多いです。土壌汚染は、鉛や六価クロムなどの重金属、金属の洗浄などに使われるトリクロロエチレン、テトラクロロエチレンなどの揮発性有機化合物などが原因となることが多いです。結果、土壌汚染は土壌だけの汚染にとどまらず、重金属の地下水脈への混入、揮発性有機化合物の大気への蒸発なども懸念され、複合的な対策が必要になります。

ダイオキシンって知っていますか?

炭素・塩素・水素・酸素を含む物質が燃焼する際に生成されるのがダイオキシン類です。ダイオキシンは、生殖・脳・免疫系などに影響があると言われていて、人体への摂取が問題となっています。ただし、ダイオキシンを大量に摂取したからといって、死亡に至ったケースはなく、「猛毒」とはちがう種類の危険性があるのです。日本では法律によって、土壌汚染対策がとられています。

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