私たちを取りまく地球環境について

私たちを取りまく地球環境について
HOME地球のなりたちと自然の働きを知る > 大気のなりたちと働きについて

大気のなりたちと働きについて

地球誕生時の大気は水蒸気・二酸化炭素・窒素である。 のち地球は冷え、水蒸気が雨に変わり地表に降って海が誕生。海に二酸化炭素が溶け込んでいった。 生命が誕生した際、植物の光合成開始に伴い酸素供給が始まり、約5億年前に、大気は現在の様な窒素・酸素・二酸化炭素になったそうである。 大気の構造は地表に近い順から、対流圏・成層圏・中間圏・熱圏になる。 対流圏は地表から10~15㎞までの高さ、大気対流による気象変化が起きている。 この気象変化は、太陽光で地表付近の空気が温まって軽くなり上昇、温度の低い上空で冷えて下降する事を繰り返す「大気の循環」現象と、同時に冷たい空気が高緯度から低緯度へ、低緯度から高緯度へ繰り返し運ばれる現象である オゾン層のある場所、成層圏は約50㎞までである。 中間圏は高さ約80㎞まで、流星が見られる極めて薄い大気の領域である。 熱圏は高さ約500㎞まで、オーロラが発生する宇宙のすぐ下になる。

当たり前のような、偶然のくり返し

当たり前の様に呼吸ができているのも、この時に大気が「酸素・窒素・二酸化炭素」になったからこそ、植物が光合成をするからこそです。 オゾン層が地球を守っているからこそ、私たちは安全に外を歩くことができる。 気象の変化も「成層圏」のみで起きている現象だと考えると、地球のスケールを実感できる面白い話ではないでしょうか。

ページTOPへ